ミラドライわきが多汗症の医師団

わきが治療法の比較、選びかた

今まで剪除法をはじめとした手術が主流でしたが、キズ跡が残るため治療を断念していた方も多かったかと思います。

ミラドライはそうした中で手術のようにワキを切らずにマイクロウェーブを照射することで治療する方法として確立されました。

それぞれの治療の特徴や長所・短所を比較し、どの治療がご自身の要望に合っているかご検討ください。
わたしたちのクリニックでは、ミラドライ導入以前から剪除法やボトックス注射など様々なわきが・多汗症治療を行ってきました。
ミラドライは今までの治療のデメリットを解消した治療となりますが、他の治療を検討している方もおります。わたしたちは、カウンセリング・診察を通じて、ミラドライに限らず、ひとりひとりの症状やお悩みに合わせた治療プランをご提案しております。

わたしたちのクリニックには、ミラドライ導入以前から様々なわきが治療に携わってきた経験豊富な多数の医師が在籍しておりますので、おひとりで考えずにご相談ください。

大切なことは、患者の皆さま様にしっかりとそれぞれの治療法の効果やリスクを説明し、皆さま様に治療を比較・選択して頂ける様にご理解して頂くことだと考えています。

主な治療方法

ミラドライ治療

当医師団で基本となる治療で、ミラドライはマイクロウェーブという電磁波をワキに照射することで汗腺を破壊し、治療する方法です。

  • 手術のようにワキを切ることはありませんので、キズ跡が残らず、手術のデメリットを解消しています。
  • 治療効果は、汗腺を破壊するため手術と同様に半永久的な効果があります。
  • 照射を行う治療のため、治療時間も両ワキで1時間程度と短時間で終わります。
  • ダウンタイムが短く治療当日から日常生活に戻れる日帰り治療です。入院は必要ありません。
  • 剪除法など手術で完治しなかったケースでもミラドライ治療を受けることができます。
    ※患者さまの皮膚の状態によってはミラドライを適用できないケースもございます。

剪除法

もっともベーシックな手術です。
剪除法はニオイや汗を分泌する汗腺（わきがや多汗症の原因）を取り除く治療法です。ワキの下の皮膚を切開し、汗腺を除去します。

  • 健康保険が適用され、金銭的負担が少なくて済むメリットがあります。
  • ワキの下の皮膚を切開する必要があるため、キズ跡が残ります。
  • 手術後は固定が必要なためダウンタイムがあります。
  • 入院の必要はありません。

シェービング法

傷痕を小さくするために、小さな切開箇所からカミソリの刃のようなものが付いた特殊な器具を挿入して汗腺を削り取る治療法です。

  • 切開幅は小さいため皮膚表面のキズ跡は小さくなります。
  • 汗腺を直視できない手術のため、効果を得るためには医師の技量に左右されます。

吸引法

シェービング法に吸引を加えたようなものです。小さな切開箇所から汗腺を削り取るとともに吸引していきます。

  • 切開幅が小さいため、キズ跡も小さいです。
  • シェービング法と同様、汗腺を直視できないため、汗腺の取り残しの確率が高まり、効果は医師の技量に左右されます。

ボトックス注射

注射により発汗を抑える治療法で、手術を懸念する方や症状が軽度の方、一時的に汗の量を抑えたい方に向いていますす。ニオイや汗の元となる汗腺から汗の分泌を軽減するボツリヌストキシンをワキの下の皮膚に注射します。

  • ワキに注射を打つだけのため、治療時間が10分程度と短いです。
  • 効果は3ヶ月～半年程度が目安。
  • 定期的に通院していただき注射を続ける必要があります。
  • 治療を継続する場合、長期的には費用負担が高くなります。
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